無垢材の2つの乾燥方法について

ダイニングテーブルの素材に無垢を選ぶ場合、「人工乾燥」による材木を選ぶようにすると安心です。

木材の乾燥方法には、

1.天然乾燥
2.人工乾燥

の2つがあります。

ここでは、天然乾燥と人工乾燥の違いについて説明します。

1.木材を乾燥させる必要性について

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木材を乾燥するというイメージが分からないかも知れませんが、伐採したての木材は150%近い含水率であることもあります。

含水率が150%というのは、木材が自重の1.5倍もの水分を吸収している状態です。

このような水分を多く含んでいる木材のことを「生材」といい、乾燥が進むにつれて収縮や変形しますので、乾燥させてからでないとダイニングテーブルに使用することができません。

2.無垢材の天然乾燥

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無垢材の天然乾燥は、字のごとく「自然に乾燥するのを待つ」方法による乾燥法です。

無垢材の天然乾燥の特徴は、

・乾燥のためのコストがかからない
・素材がもつ特徴がそのまま残る
・調湿による寸法安定性が低い

などになります。

自然に乾燥するのを待つだけなのでコストはかかりませんが、長い場合で20年~30年、寝かせておく必要があります。

また、機械やコンピュータで管理されていませんので、乾燥後の無垢材の含水率も一定ではありません。

素材が本来もっている色つやや香りなどを残すことができる一方、品質が安定しない問題が残る方法になります。

3.無垢材の人工乾燥

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これに対して無垢材の人工乾燥は、機械によって強制的に乾燥させる方法です。

乾燥室内でコンピュータに管理された状態で乾燥しますので、

・品質が安定している
・乾燥時の損傷が少ない
・使用目的に応じた含水率を選べる

などの特徴があります。

一般に無垢のダイニングテーブルは、オイル塗装によって仕上げられ、製品化後、何十年にもわたって空気中の水分の吸収・放出を繰り返します。

この吸収・放出を繰り返すときに割れや反りが生じますので、できるだけ安定した品質のものを選ぶようにしたいものです。

素材本来の特徴は多少失われてしまいますが、メンテナンス性の高さから人工乾燥の無垢を選ぶようにしてください。

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