3.無垢ダイニングテーブル 塗装の違いについて

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無垢のダイニングテーブルを選ぶ場合、仕上げ塗装の違いについても理解しておく必要があります。

一般に家具の塗装法には、

 1.オイル塗装仕上げ
 2.ウレタン塗装仕上げ
 3.ラッカー塗装仕上げ

の3種類があります。

ラッカー塗装仕上げについては、アメリカのヴィンテージ家具に使用されていたケースがありますが、傷が付きやすく、熱や水分からも影響を受けるものです。

市販されているダイニングテーブルのほとんどは、オイル塗装、あるいはウレタン塗装仕上げをしています。

1.オイル塗装による仕上げについて

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オイル塗装による仕上げは、天然の植物油を布などにしみこませ、それを無垢の表面から浸透させる方法です。

「塗装」というとスプレーガンで塗料を吹き付けるイメージがあるかもしれませんが、時間をかけオイルを浸透させる方法によるものです。

オイル塗装のダイニングテーブルの特徴には、

 ・無垢材の表面の凹凸がそのまま残せる
 ・ウレタン塗装と比較すると強度は劣る
 ・DIYによる補修が容易にできる

などがあります。

北欧のヴィンテージ家具でも、このオイル塗装で仕上げられているものが多くありますので、伝統的な無垢材にやさしい塗装法といえます。

2.ウレタン塗装による仕上げについて

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これに対してウレタン塗装による仕上げは、2種類の樹脂と塗料を混合し、表面に頑丈な塗膜を形成させる塗装法です。

オイル塗装は、無垢材に植物油を浸透させる方法ですが、ウレタン塗装は、無垢材の表面を頑丈な樹脂で固めるようなイメージです。

ウレタン塗装されたダイニングテーブルの特徴は、

 ・熱や水に対しての耐久性が高い
 ・表面がプラスチックのようなつるつるとした感触になる
 ・DIYによる補修は困難である

などとなります。

熱や水に対する耐久性を優先するなら「ウレタン塗装」、無垢材の素材を生かした仕上げをするなら「オイル塗装」という選択が基本になります。

また、DIYによるダイニングテーブル作りをする場合は、必然的にオイル塗装を選択することになります。

無垢のダイニングテーブルをDIYで作る場合、ウレタン樹脂塗料かオイル塗料かを決める必要があります。

最近では、市販されているダイニングテーブルのほとんどがウレタン樹脂塗料が使用されていますので、ウレタン樹脂塗料で計画されている方もいるかと思います。

ウレタン樹脂塗料は、「ウレタンニス」などの名前で販売されているものです。

ここでは、通常の「ニス」と「ウレタンニス」の違いについて説明したいと思います。

1.水性ニスと水性ウレタンニスの違いについて

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無垢ダイニングテーブルに使用する塗料には、「水性塗料」と「油性塗料」がありますが、扱いやすさや環境への負荷の大きさの違いにより、「水性塗料」が選ばれることがほとんどです。

そして、水性ニスと水性ウレタンニスの違いですが、大きな違いは、

塗膜の強さ

にあります。

室内に飾る工作品なら「水性ニス」でも十分ですが、ダイニングテーブルやチェアなど、外部からの衝撃が大きいものを塗装する場合は、「水性ウレタンニス」が適しています。

2.小さなお子様、ペットを飼われている場合の塗料の選び方

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家族に小さなお子様やペットがいることで、「オイル塗料」を選ばなければ、と考えてしまう人もいますが、その場合でも、ウレタン樹脂塗料を選ぶことはできます。

ウレタン樹脂塗料の中には、食品衛生法の基準に適合したものもあり、木製の食器などに使用できるタイプも市販されています。

このような食品衛生法の基準を満たした塗料を選ぶことで、小さいお子様がいる場合でも、ウレタン樹脂塗料を使うことができるようになります。

3.塗料が硬化するまでの期間について

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無垢ダイニングテーブルにウレタン樹脂塗料を使用する場合、塗装をしてから3日~1週間程度、乾燥のための期間をとります。

とくに「水性」のウレタン樹脂塗料の場合は、完全に硬化するまでは、水からの影響を受けやすくなりますので、あわてずに十分時間をかけて乾燥させるようにしてください。

一度、完全に硬化してしまえば、その後は、メンテナンスをすることなく、長期間にわたって使い続けることができるでしょう。

無垢ダイニングテーブルの仕上げ塗装には、

 1.オイル塗装仕上げ
 2.ウレタン塗装仕上げ

の2種類があり、オイル塗装仕上げは、さらに、

 1.純天然オイル塗装仕上げ
 2.合成オイル塗装仕上げ

に区分することができます。

ここでは、オイル塗装仕上げの違いや注意点などについてご紹介します。

1.純天然オイル塗装のダイニングテーブルについて

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純天然オイル塗装は、亜麻仁油や桐油など、何種類かの油をブレンドして利用するのが一般的です。

DIYによる無垢材へのオイル塗装が初めての場合は、市販されている純天然オイル塗料を購入して使うこともできます。

市販されている純天然オイルでは、

 ・オスモカラー(ドイツ)
 ・ワトコオイル(イギリス)
 ・プラネットカラー(ドイツ)

などが使いやすくお勧めです。

特にオスモカラーは、ワックス成分を多く含み、カラーバリエーションが豊富な点に魅力があります。

他のメーカーの塗料よりも粘度が高いものですので、専用の刷毛によって薄く仕上げていくのがコツです。

2.合成オイル塗装のダイニングテーブルについて

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合成オイル塗装は、天然オイルに何種類かの合成樹脂が配合された塗料による仕上げのことです。

合成樹脂を添加する目的は、主に、

 1.木材の表面にある小さな穴をふさぐ
 2.耐水性の向上
 3.乾燥時間の短縮化

などによるものです。

完全に自然素材の仕上げが「純天然オイル塗装」で、人工的な仕上げが「ウレタン樹脂塗装」であるなら、「合成オイル塗装」は、その中間に位置するものとなります。

無垢ダイニングテーブルのメンテナンスにオイル処理は欠かせないものとなりますが、手間をかけずに済むのが、この合成オイル塗装です。

3.無垢ダイニングテーブルに使用するオイル塗料のランクについて

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無垢ダイニングテーブルに使用するオイル塗料は、

 ・使い勝手
 ・好み

で選ぶべきもので、高い塗料を購入したからといって、必ずしも納得のいく結果となるわけではありません。

家具店のショールームなどを回り、ダイニングテーブルに使用されているオイル塗料の違いについて確認してみると勉強になります。

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