5.無垢ダイニングテーブルをDIYで! 計画編

無垢ダイニングテーブルをDIYで作る最大の魅力は、

細かい点にまで自分のこだわりを入れられる

ことです。

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無垢の素材やテーブルの大きさ、組み立て方に至るまで、すべて自分の意思で決めることができます。

しかし、理想的なダイニングテーブルに仕上げるためには、こだわりだけでなく、ダイニングテーブルの基本についても理解しておく必要があります。

ダイニングテーブルに求められる基本的な要素は、

1.機能性
2.インテリア性
3.コミュニケーション

の3つです。

1.ダイニングテーブルの機能性とは?

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ダイニングテーブルは、そこに家族や仲間が集い、食事や会話を楽しむ場所です。

楽しく会話や食事をするには、1人あたりの必要なスペースを理解しておく必要もありますし、テーブルの高さも考えなくてはなりません。

まず、一般的なテーブルの1人あたりの使用面積は、

 幅60cm×奥行40cm

程度と考えられています。

つまり、4人掛けのテーブルの場合は、最低でも「幅120cm、奥行80cm」必要になることになります。

また、ダイニングチェアに座るまでの人の動線も考えなくてはなりませんので、まずは、部屋全体の間取り図を作り、テーブルの大きさ・人の動きについて確認する必要があります。

2.無垢ダイニングテーブルのインテリア性について

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ダイニングテーブルは、室内でも大型の家具になりますので、部屋の印象を大きく変えることができるものです。

部屋の印象が大きく変わるといっても、必ずしもプラスに作用するわけではなく、「違和感」を感じてしまうこともあります。

そのため、DIYで作る場合でも、室内に置いたときの印象がどのように変わるのかをしっかりと考えておく必要があります。

このときに、間取り設計ができるフリーソフトなどを活用すると、イメージがより具体的になるでしょう。

3.無垢ダイニングテーブルはコミュニケーションツール

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ダイニングテーブルは食事をするところ、というのも誤りではありませんが、食事をして「コミュニケーション」を図るためのものです。

スペースに余裕がある場合は、囲み型のダイニングテーブルを設計し、より会話が弾むように考えるのもDIYならではの楽しさです。

DIYによるダイニングテーブル作りは、自分のこだわりを入れさえすればいい、というものではなく、あくまでも基本にのっとった計画を立てるようにしてください。

無垢ダイニングテーブルをDIYによって作る場合、部屋の大きさとダイニングテーブルの大きさの関係について理解しておく必要があります。

テーブル一人あたりが使用するスペースは、長方形の場合

 幅60cm×奥行40cm

を目安にすることを説明しましたが、ここでは、部屋の広さと無垢ダイニングテーブルの大きさの関係について説明します。

1.ダイニングチェア+人+テーブルで計画する

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部屋のスペースと無垢ダイニングテーブルの広さの関係は、テーブルの広さだけでなく、

 ・ダイニングチェアが必要とするスペース

も考えなくてはなりません。

通常、ダイニングチェアに座る際、「ダイニングテーブルとダイニングチェアの間に人が立つ」状態になりますので、ダイニングテーブルの周囲に必要なスペースは、

 人が立てる幅 + ダイニングチェアの奥行

であることが分かります。

一般的なダイニングチェアの奥行きは50cm前後であることが多く、人が余裕をもって立てるスペースは30cmほど必要です。

そのため、無垢ダイニングテーブルの周囲に「80cm」程度のスペースが必要なことが分かります。

2.ダイニングチェアの後ろを歩く場合の必要スペースについて

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ダイニングチェアに人が座っている状態で、その後ろを人が歩く場合があります。

この場合、ダイニングテーブルの周囲のスペースが「80cm」では足りず、さらに「30cm」のスペースが最低限必要になります。

人間が無理な姿勢をとることなく歩ける幅は、一般には60cm程度です。

一般的なダイニングチェアの奥行きが50cm程度であることから、ダイニングテーブルから110cm程度は必要になることになります。

3.丸い無垢ダイニングテーブルを製作する場合

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同様に丸い無垢ダイニングテーブルを部屋に置く場合、

 ダイニングテーブルの直径 × 2.3~2.4

が必要スペースになります。

直径120cmの丸いテーブルの場合、276cm~288cm四方のスペースが要ることになります。

無垢のダイニングテーブルを設計するにあたり、人が座る場合に要するスペースについても、十分検討するようにしてください。

DIYで無垢ダイニングテーブルを作る場合、その高さについても検討する必要があります。

一般的な日本のダイニングテーブルの高さは「70cm」程度で、ダイニングチェアの高さは「40cm」程度になります。

ここでは、ダイニングテーブルとダイニングチェアの高さの関係についてご紹介します。

1.ダイニングテーブル・チェアの「差尺」について

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テーブルとチェアの高さの関係は、「差尺」という概念で決められます。

差尺は、ダイニングテーブルの甲板とダイニングチェアの座面の高さとの「差」のことを言います。

一般に座り心地の良い差尺は、

(身長×0.55) ÷ 3

を求め、その値から2~3cm引いた差尺のときに「すわり心地がよい」と感じます。

個人的な感じ方による部分もありますが、DIYによる設計の際に参考にしてください。

2.使用するダイニングチェアが決まっている場合

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すでにダイニングチェアが決まっている場合、ダイニングチェアの高さを基準に無垢ダイニングテーブルの高さを決めることができます。

DIYで失敗しがちなのは、欧米製のダイニングチェアを購入しているのに、無垢ダイニングテーブルのほうは、日本基準の70cmとしてしまうことです。

欧米の人たちの体格は、日本人よりも大きいことが多く、それを基準に設計されていますので、日本よりも座面の高さが高い場合があります。

すわり心地を決定するのは差尺、つまり、ダイニングチェアの座面の高さとダイニングテーブルの高さの差ですので、ダイニングチェアが決まっている場合は、それに合わせた設計が必要です。

3.ダイニングチェアが決まっていない場合

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ダイニングチェアが決まっていない場合は、まず最初に「すわり心地がよい」と感じる座面の高さを確認し、ダイニングチェアから決めるのも一つの方法です。

すわり心地の良いチェアを選定し、それに合わせて無垢ダイニングテーブルの設計ができるのは、DIYならではのこだわりではないかと思います。

DIYでは、計画や設計に時間をかけ、理想的な無垢ダイニングテーブルを目指すようにしてください。

無垢のダイニングテーブル選びに迷っているときは、素材や形・デザインなどからではなく、

 対面型か囲み型か?

を最初に決めることをお勧めします。

対面型のダイニングテーブルは、テーブルを囲む人たちが対面して座るように設計されています。

また、囲み型は、中華料理店などにある丸テーブルのように、テーブルを囲むようにして人が配置されるダイニングテーブルのことです。

ここでは、対面型と囲み型、それぞれの無垢ダイニングテーブルの特徴について説明します。

1.対面型の無垢ダイニングテーブルの魅力は「省スペース」

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対面型のダイニングテーブルの特徴には、

1.省スペース設計である
2.基本的に長方形である
3.6人掛け以上の大型になるほど、コミュニケーションが難しくなる

などの特徴があります。

まず、対面型の無垢ダイニングテーブルの最大の特徴は、省スペース設計であることです。

囲み型と比較すると15%ほどスペースを節約できますので、リビングのスペースに余裕がない場合でもダイニングテーブルを設置できます。

しかし、その一方で、6人掛け以上の大型のダイニングテーブルになると、テーブルの端に座っている人どうしの会話が難しくなります。

コミュニケーションとスペースの問題を考え、省スペースを優先する場合に選ばれる形状です。

2.囲み型の無垢ダイニングテーブルの魅力は「会話のしやすさ」

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囲み型の無垢ダイニングテーブルの魅力は、大人数でも距離が離れにくいため、コミュニケーションが取りやすいことにあります。

囲み型のダイニングテーブルは、通常、部屋の中央に設置しますので、長方形にこだわらず、丸や楕円形のダイニングテーブルにすることもできます。

3.スペースに余裕があるなら1枚板の無垢材の囲み型で

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スペースに余裕があり、ある程度の予算をかけることができるなら、1枚板の無垢材を使用したダイニングテーブルがお勧めです。

1枚板の無垢材は、非常に頑丈で世代を超えて使い続けることができるものです。

住宅の中で大自然を感じることができ、コミュニケーションもとりやすくなり、非常に贅沢な組み合わせになるでしょう。

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